サトノダイヤモンド、天皇賞春の敗因はこれ!最速レヴューで振り返る!

大きな期待を背負い京都長距離最強キタサンブラックに挑むも完敗。シュヴァルグランを捕まえられない始末。天皇賞春サトノダイヤモンドの敗因を最速でレヴューしたい。

キタサンブラックがレコードタイムで快勝!連覇達成!

キタサンブラック鞍上の武豊騎手が名馬ディープインパクトで打ち立てたレコードを自身で破ることとなった。本人も「(ディープインパクトのレコード記録が)当分破られることはないだろうと思っていたが」とコメント。勝った当人すら驚く展開であったのだろう。これでキタサンブラックは昨年に続き天皇賞春の連覇となった。

着順

1着 キタサンブラック
2着 シュバルグラン
3着 サトノダイヤモンド

配当結果

単勝 03 220円
馬連 03 – 06 1,040円
馬単 03 → 06 1,430円
三連複 03 – 06 – 15 610円
三連単 03 → 06 → 15 3,780円

今週の京都は特殊な馬場

4/29(土)、また当日の4/30(日)に開催された芝レースでは似通った血統傾向の馬ばかりが走っていた。種牡馬のハーツクライやジャングルポケットが持つトニービンの血統や天皇賞春を連覇したフェノーメノが持つダンチヒの血統がかなり走る作為的な馬場であったように感じた。天皇賞春においても、2着のシュヴァルグランの父はハーツクライ、3着サトノダイヤモンドの母父がダンチヒ系、またあわや3着の激走を見せたアドマイヤデウスの父アドマイヤドンもトニービンの血脈を持つ馬だった。作為的とも言えるぼぼがサトノダイヤモンドの後押しにもなったはずにもかかわらずキタサンブラックに完敗。前走で勝ったシュバルグランの後塵を拝すことになったのはなぜだったのか。

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天皇賞春のレース展開

今年の天皇賞春のレースラップは以下のようになった。
12.9 11.5 11.2 11.3 11.4 11.6 11.6 13.0 12.5 12.7 12.6 12.5 12.2 11.6 11.7 12.2

11秒台となりペースが早くなった箇所を赤字、12秒台後半から13秒台の遅くなった箇所を青字にしてみた。色をつけることで想像しやすくなるが、スタートしてから1400m地点までは11秒台の連続となり少し早いペース。その後の1400mから2600mまではゆっくりとしたペースとなっていることがわかる。その後の400mは速くなるも最後は12秒台の決着となった。

サトノダイヤモンドの勝ちパターンとは

以前掲載した記事でも紹介しているが、サトノダイヤモンドが京都長距離レース菊花賞を勝った時はラスト800mが早い消耗戦で勝利している。以下菊花賞と本日行われた天皇賞春のレースラップを比較してもらえれば明白である。

以前掲載した記事「サトノダイヤモンドとキタサンブラックを比較」はこちら

2016年菊花賞 レースペース

13.0 – 11.311.0 – 12.4 – 12.2 – 12.7 – 13.613.2 – 12.3 – 12.7 – 12.2 – 12.0 – 11.611.511.6

2017年天皇賞春 レースペース

12.9 11.5 11.2 11.3 11.4 11.6 11.6 13.0 12.5 12.7 12.6 12.5 12.2 11.6 11.7 12.2

勝った菊花賞は1200から1000m地点より徐々にレースが速く流れるようになっていき最後はスピードとスタミナを両立させた走りで前の馬を捕まえ勝利したのだが、今回は前半が速くそのあとは全体的にゆっくりとしたペース。ペースが速くなる距離が短かったのだろう。どの馬も直線まで体力を温存できる展開となり遂に捕まえきれずレースが終わってしまった。一度捕まえたはずのシュバルグランに伸び返されてしまったのはサトノダイヤモンドが前半に少し足を使ってしまったことも考えられるだろう。

本年は凱旋門に挑戦するといわれているサトノダイヤモンド。天皇賞春を負けてしまったことで凱旋門への挑戦も無謀に思えてしまうかもしれないが、諦めるのはまだ早いかもしれない。サトノダイヤモンドが得意とするラストの消耗戦、これこそが凱旋門賞で求められる適性だと筆者は思っている。それはサトノダイヤモンドが凱旋門賞に挑戦する時にまたお話ししたい。

この記事のまとめ

・2017年天皇賞春はゆったりしたキタサンブラックの得意とする展開だった
・サトノダイヤモンドはラスト1000m位から速くなる展開が得意
・前日の傾向からシュバルグランの好走が予測できた
・天皇賞春は負けたが凱旋門賞挑戦への好材料ともなった

(画像出典:JBIS-Search公式サイトより)

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