ファンディーナ皐月賞の敗因は?!予測できた不安と敗北理由を分析!!

69年ぶりの牝馬Vを目指し皐月賞に挑戦するも夢潰えたファンディーナ。しかし、人気と注目を集めた怪物娘の敗北は出走前から予測できたかもしれない。ファンディーナ敗北を匂わせるファクターとは何だったのか。

中山コースでの2000mと1800m、200mが生み出す違い

ファンディーナが圧倒的な強さを見せたフラワーカップG3。中山1800mのコースで行われたレースだったが、これを額面通りに受け取ってはいけなかった。

中山1800mと2000mではレースの毛色が違う。200mの差がラップの違いを生み出すのは、スタート直後のスタンド前を走る長さが理由となる。中山競馬場は騎手や競馬ファンが共通に認識している「前が有利なコース」な為、騎手たちはなるたけ「前めの位置」を取りたいと考える。スタンド前の直線が長ければ長くなるほど、その位置を取る為、前半で熾烈な位置取り合戦を繰り広げることとなり、「前目の位置」を取りたい馬は結果として前半のうちに脚を使ってしまうこととなる。

ファンディーナが買った中山1800mはスタンド前の直線が短いことから、位置取り合戦が厳しくならず、自慢の末脚を最後の直線まで温存することができフラワーカップでは5馬身差の圧勝となった。

皐月賞で必要とされる使える足の長さ

フラワーカップのレース映像から確認できることの一つに、ファンディーナが加速し始めたのが「400mを切った」所からだったことである。

フラワーカップはレース前半が厳しくならず道中の追走も楽なレースであったことから直線を弾けることになったが、200m延長の皐月賞は、前半の位置取りが厳しくなることで前の馬が次第にスピードをなくし始める。不利と言える「後方に控える馬」たちはそのタイミングを待っているのである。

中山を代表とするコーナー角の厳しい「小回りコース」はゴール板まで残り800〜600m地点で後ろの馬は大外を回って進出してくるのだが、前の馬はそこで交わされてしまうと、後方に控えていた馬たちに蓋をされ、先がなくなってしまうため、前の馬たちもその位置からのラストスパートを強制されてしまう。ファンディーナの勝ちパターンである「残り400mからのスパート」では勝負できず、必然的にそれよりも早い段階でスパートをし始めるため最後の直線で脚が甘くなってしまったのだろう。

牝馬であるということ

皐月賞は牡馬、つまりオス馬たちが出走するレースである。元よりオス馬達に揉まれる競馬というのが合わなかった可能性もあげられるだろう。競馬の統計的にも、メス馬よりオス馬のほうが体力があると言われている。皐月賞のコースが前半が厳しくなりやすいことを考えれば、最後600m付近からの消耗戦になることもあらかじめ予想ができ、ことファンディーナに関してはあらかじめ予測できる大きな不利であったと考えられる。

まとめ:ファンディーナが活躍できそうなコースとは

とはいえ、ファンディーナのスピードが突出したものであることは間違いないので、あらかじめファンディーナの勝ちパターンをおさらいし次回の考察に活かしたい。
・前半が厳しくなり過ぎない
・小回りコースじゃない
・急坂のある中山で負けたので「直線に急坂がない」コース
・牝馬限定(メス馬だけのレース)

G1ヴィクトリアマイルというのはいかがだろうか。

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